ストーリー

営業先にて、商品について一生懸命話してくれる社長がいる。
僕も一生懸命聞き、その後一生懸命自分達のサービスの説明をさせていただく。

社長同士だと、そのやりとりには魂がこもり共感することが多い。
でも、スタッフが同様に熱い想いを語れる会社は多くはない。
決まった説明、判断はできない、上司に相談、このようになってしまうのが常である。

数少ない、それができるスタッフを持つ会社の社長は、きっとしっかり教育をしているのだろうと思う。
いや、教育なんてことじゃなく、自分の想いをいつもいつも無意識に語っているのだと思う。

ある革製品を作る社長は、10種類の生き物の革を使ったあらゆる商品を
自分でデザインし制作する。
生きている野生動物の革を、生きているときについた傷跡をそのまま残して製品化する。
財布だったり、バッグだったり。
当然全て手作りで、お客様に一生大切にしてもらえるものに仕上げ、生き物達に報いたい、と言う。

あるジュエリーメーカーの社長は、石の魔術師だと言う。
ひとつのネックレスやブレスレットに、たくさんの石を、
違ったパターンで織り交ぜていくことで、輝き方に全て違いが出るらしい。

2人に共通しているのは、製品作りにストーリーがあるということ。
そして採算度外視で、無我夢中でものづくりをしてきたということ。

僕達の製品は、サービスモデルでありシステムである。
そして、僕達に預けてくれる前行で書いた心のこもった商品です。
そんなストーリーのある商品に、僕達が作るサービスのストーリーを付加し、
それを腹の底から自信をもって奨められるようにならなければ未来などはない。
勿論、スタッフ全員がである。

僕達は、「社会の当たり前に風穴をあける」そういう想いで仕事してます。
金も信用もない創業1年のベンチャーが、当たり前をぶっ壊そうとしているのだから、計算通りに進むはずもない。
僕はそう想定しています。

想定外が起こることを想定してるから全ては想定内である、ということですね。

我々のサービスは、全ての歯車が狂っている業界の当たり前をぶっ壊し、
誰もがそうあって欲しい姿を作るサービスなんです。

言われてみればそんなことか、って思うことです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>