1周年

3月9日(金)アイエント株式会社は1周年を迎えました。
早いものです。
夢中で走った1年を振り返り、何が結果として残ったのだろう?と改めて考えてみました。

まず、社員を雇いました!!
いや、入社していただいた、というのが正しい表現ですね。創業してから3ヶ月目でした。
まったく、何もない会社(というより個人)に社員として来てくれましたよー。これまでの自分を知っている人ならともかく、そうではない女性社員。どうしてもアパレル経験を持った女性のスキルが必要だと思っていたのですが、採用を通知してから、本当にで来てくれるんか?おっちゃんをからかってるんとちゃうか?とまじで半信半疑でした。
彼女の成長が会社の成長に比例するのは間違いないと思ってます。

そしてコレカウという、ちょっと変わったサービスを5ヶ月目にリリースしました。
ありそうでないもの・・簡単に出来そうなのに様々な障害があり、これまで世の中に無かった理由も改めて理解しました。
現状では、コレカウというサービスの本質的にやりたいことの50%しか出来ていません。
でも、このサービスの先は確実に見えているし、着々と進んでいます。残りの50%がどうあるべきなのか?はもう明確なんです。

そんな中、このコレカウで僕は生まれて初めて「物を買って」いただきました。
20歳の頃、ランドセルの予約をとるアルバイトをした事があります。結構な成績だったのでこのまま社員になりなよーって誘ってもいただきました。あの時も物を買っていただいたことにはなるのでしょうが、自分で仕入れて写真を撮って、データを登録して、それを一般のお客様に買っていただいたあの瞬間の歓喜はきっと一生忘れませんね。
リリースから14日目、¥18,620の売上でした!その日、関係者4名で6万超の御祝いをしたことは言うまでもありません。

それからこの1年で得られたもの・・それは、「大森智人」という自分自身を信用してくれる人達との出会いです。
勿論、これまでの社会人生活20数年で、本当に僕は人に恵まれてきました。今の自分があるのもそれが全てだと思ってます。
でも、この1年間で出会い、ビジネスを一緒に考えてくれている方々、それから改めて新たな関係を築いてくれている方々には、例えようのない感謝の気持ちでいっぱいです。

という訳で、この1年の結果はこの3つです。

・一緒に会社を作ってくれている社員達
コレカウというサービスとお客様
・かけがえの無いパートナー
(あ、あと多大な借金ですか・・・)

これからの1年で、しっかり恩返しができるよう成長せなあかん!とちゃんと思ってます。

また来年、このメンバー+αでもっと盛大に祝えるよう頑張りましょう!!

2011

2011年は、もちろん生涯で忘れられない年ナンバー1になるだろう。
これまでも人生の節目は多々あった。振り返ってみるとよく決断したな〜って自分でも思えるのだが、そのときは、至ってすんなりと物事を決めてきたように思う。そして2011年初頭でも生涯一番の決断をすんなり決めてしまった。

3月9日から9ヶ月。
僕自身は最も過酷ではあるが最高に楽しい時を過ごしています。予定通りではあるが、やはりそうだよな・・って毎日のように思うくらいの難しいチャレンジである。こんな楽しくも瀬戸際の状況はそうそう経験できるものでもないだろう。
鷹狩り用語では、このような状態を「ヤラック」というらしい。
飢えてはいるものの、衰弱しているわけではなく、ただ獲物を睨みつけ狩りの準備が整っている状態をそう呼ぶらしいです。
まさに、その状態に入りつつあるのです。

2012年、やるべきことが今明確に描けています。
2011年、コレカウをリリースし、コアなニーズが日々広がってきている実感を得られたことがStep1。
Step2の内容は、まだここには書きませんが、明確に見えているし準備も進んでいます。

支えてくれる方々全員に心から感謝し、その方たちに助けていただきながら、Step2に入ります。
明日からです。

見えた!

久しぶりのブログです。

なぜなら、最近ずっと数字遊び・・いやいや中期計画を練り直していたからです。
サービスをリリースして3ヶ月。創業当初に立てた計画を改めて見直してみました。

そして、見えてきました!

短期的な事態は、思ったより深刻であること。
しかし、その先の可能性は限りないこと、その実現のためのアイデアも湯水のごとく湧き出てくること。

とにかく、事態が深刻であることが数字で見えたことが最も重要であり、見えれば十分に対策は打てる。
見えるものは怖くない!ってことです。幽霊だって見える人には怖くない・・・・・と思う。
見えないと不安なだけ、見えれば心配になるから対策を打つ、ということですね。
がんばりますよー!!

では、コレカウセレクトショップで皆様に提案するブランドを紹介していきたいと思います。今回ご紹介するブランドは、
イタリアから直輸入のヴィンテージブランド、ベヴィラクアです。
やはり、ファンが多いようですね〜。

世の中的にも数は少ないし、そんなファン達があっという間にセレクトショップで購入されるのでしょう。
コレカウセレクトショップでは、ミラノERAL55の淳平&デニスがプロデュースするコーデを、皆様にもっともっとお贈りできるサイトにしていきます!

他にも、着てほしい、持ってほしいアイテムが揃い始めています。特にレディース。
こちらも、これから順にご紹介させていただきます!

乞うご期待!

開発環境が自社内サーバーに出来上がりましたー。あげぽよー!!

なんだそれ?ですよね。
でも、なぜか嬉しいっす!

サーバーはクラウド、共有フォルダーはDropbox、などなど何も自前で用意しなくても安価にサービスを立ち上げ、作業をする環境も利用出来ます。勿論、それらは素晴らしい。本当に良い時代です。

でも、でもなんです。
自前のサーバーに自由に開発できる環境があり、社員によってものづくりがなされる、ということが妙にうれしいものなんです。自前の環境に自前で育てるシステム、そして全員でサービス運用。これこそが、「魂」のこもった仕事だと思うからです。

これまでの立ち上げフェーズは、開発環境も本番環境もありませんでした。それで正解だったと確信してます。要は、次のフェーズに一歩進める、ということが嬉しいのです。サラリーマン時代には絶対に感じられなかった小さな歩みでの達成感というか期待感。(ん?自分では何もやってないけど・・まあいい)
この繰り返しが何にも勝る醍醐味であり、求めていたもののような気がします。

そんな小さな一歩を助けてくれている仲間達です。感謝感謝!

不完全さ

会社を作って昨日で7ヶ月が経ちました。コレカウをリリースして2ヶ月半。

これからどうするべきか?は、おぼろげながらに見えてきました。と同時に今の不完全さも如実に見えてきました。だからこそ、様々な改善を施すにあたり四六時中考えている訳ですが、なぜこのタイトルのメッセージを書こうと思ったのかわかります?

それは、考えている対策はほとんどが不完全さを悟られないようにどうするか?ってことに繋がってしまっていたことに気づいたからです。例えば、

・商品がまだまだ少ない
・システムの機能がまだ足りない
・やりたいことをスピーディーに達成するには人手が足りない
・そもそもこの業界の知識や人脈がまだまだ足りない

この足りないことを世間様に悟られないよう、あたかも一人前の会社であるようにどうやって見せようか、みたいな・・
先日、「無名であること」を書いたときの思考は、「無名であるうちに完全に仕立てよう」と考えてしまっていたのではないか?それって、おそらく間違いではないけど普通だな、って思ったからなんです。

どう思われるのか?どう振るまえばいいのか?今さらけだしたら欠点が目立ってしまうー、とか。そんなことを考えてしまっていたのかもしれません。だから、このメッセージを持って、不完全さをありのまま見せていくことこそがリアルに面白いだろうという意思表示をしたかったのです。なにより、それが一番楽ですし。

というわけで、マーケティングとか、そんな一般的な言葉ではなく、不完全な会社ではあるけれど、まだまだ半人前にも満たないサービスではあるけれど、僕達は何を思い、何を生み出したいのか、それだけは伝わるようなサービスに育てていくことをどんどん発信していこうと決めた一日でありました。