無名であること

無名であること。

今、まさにこの状況にいる。それゆえに大きな不安があり、この状態から抜け出そうと必死で考えている自分がいる。(経営者誰もが通った道だろう)

しかし、一方でこの状況が妙に心地よい。この日陰の状況というか、世間に対し影響力を持たない自分が、何かとてつもないチャンスの場にいるような気がしてならない。

今なら、何をやっても許される。ミスをしても、間違った判断を下したとしても、ものすごい急転換ができる。

無名であること、それは実に素晴らしいことだ!と思うようにする。

ただ、それはあくまでも初期の今の段階においての心づもりである。無論、無名のままでは継続すら出来ないことに違いはない。

今は、無名であることを最大の武器として、以前は出来なかった(出来ないであろう)事を、どんどんやってみることが次のステップに自然と繋がるような気がする、ということだ。

明日、明後日とマーケティング戦略について、外部とのミーティングがある。きっと、とても素敵に思えるような提案がたくさん降ってくるのだろう。とても重要な事ではあるが、改めて「無名であるうちにやるべきこと」と「有名になるためにやること」の区別をしっかりつけてそのバランスを決断していこう。

不在による経営

今の僕達にはまだ大袈裟なタイトルですが、今回の出張でその一端が見えました。

「不在による経営」とはどういう事か? ま、そのまんまなんですけど、僕が不在でも会社が回るという事です。まだまだ駆け出しの会社ですから何でも自分でやってみる、自分でやりきれなくなった所だけを補填していく、というスタンスではあるのですが、それとは矛盾しているような目的も持っているのです。それが、このタイトルです。

中国に行っている間、新しいメーカー様のコーディネートがアップされました。嬉しいことにご注文もいただきました。スタイリストであるyukikoは、鶴太郎さんの作品を見て、何かを感じ取ってくれたようです。マーケティングをどうするか?一生懸命考えてくれ、勉強しようとしてくれている協力者がいます。本当に頼もしい限りです。

因に、鶴太郎さんとは友人です。飲み友達でもあり、カラオケでものまね合戦をする間柄です。僕が会社を作るときも相談にのってもらいました。彼のプロ意識は半端無く、お酒(純米酒)が大好きなのですが、お酒を飲むときは、お酒の3倍温かいお茶を飲まれます。僕たち二人で飲むときはおおよそ一升を空けますからお茶は三升飲む勢いです。全ては、次の日にお酒を残さないためであり、水じゃなくお茶なのは、体を冷やさないためだそうです。

そんな鶴太郎さんの教えも、自分一人のときは実践も出来ず、今回の中国出張ではアルコール度数53度の白酒(ばいじゅ)を飲み過ぎました・・この写真の頃は一番いい気持ちの時だったかな〜。

 

 

 

 

 

話は多いに脱線しましたが、「全員が、経営者であり現場担当者である」こういう会社を作っていきたいのです。

Bevilacquaの世界

「テレビで見たものが買える」というコンセプトと同時に、「私達が提案したいもの」というジャンルもコレカウにはあります。

まずは、その中から「Bevilacqua」(ベヴィラクア)を紹介します!

 

私達が伝えたいもののひとつ・・

それは、「作り手の世界をそっくり買いませんか?」という発想。メーカーやデザイナー、スタイリストが、伝えたい世界をそのままそっくり手に入れられることなんです。

今回このベヴィでは、ミラノの有名セレクトショップ「ERAL55」のスタッフであり、レザーブランド「VAZZOLER(ヴァッツォレール)」のデザイナーとしても活躍中の中新井淳平氏のコーディネートです!しかも、ご本人自らがモデルです。

彼の世界観、そのまま取り入れてみてはいかがでしょうか!!

 

 

 

そんなベヴィから、来る2011年10月、中新井氏に加え、7月のLEONにも載っているデザイナー、デニス氏も登場する予定です。これは、ますます注目です。

こんなコーディネート提案、世界中どこにもないですよ!きっと。まんま買えちゃう、まんま着ちゃえるんですから。

お楽しみに!

ブルベア

なんで牛なんすっかーー?ってよく聞かれます。

ま、単純に「これ買う!」という直感で欲しいと思ってもらえるような瞬発力のあるサービスをめざしたい、という表現をそのままローマ字(Korekau)じゃ面白くないので、「KoreCow」としてみようか、となったんです。

で、更にもっと大きな意味として「Cow」牛が表す意味に注目してください。

日経平均株価の値動きを示す言葉として、ブル型ファンド、ベア型ファンドってのがあります。一言で言うと、「上昇相場」と「下落相場」の意味なんです。

ブル(つまり牛)の攻撃パターンは、上を向く角を相手の下から振り上げて攻撃します。

ベア(つまり熊)の攻撃パターンは、下を向いている爪を相手の上から振り下ろして攻撃します。

つまり、ブル(上昇)とベア(下落)というのは、牛と熊の攻撃パターンを相場の値動きになぞらえたわけです。「上昇、下落」は、「強気、弱気」という意味もあり、まさに、上昇相場を牛が意味してるんです!

「KoreKau」じゃなく、「KoreCow」なのは、そういうことなんです。